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その1 リシャフトにおけるバランス調整
プロの常識

プロに支給されておりますヘッドの重量は厳密に管理されており基本的に重量調整の必要はありませんが

微調整として数グラムの重量調整はプロ支給品のクラブといえ行われております。

その際の調整はアイアンならスィートスポット周辺に板鉛を貼りウッドなら板鉛もしくは

ヘッド内部に重量調整用グルーや発泡剤を重心位置考慮のもと注入してます。
        アマの非常識 

 市販品または一般工房においてお客様の希望のバランス数値に合わせる為、

 ヘッドのネック内部に入れられるバランス調整鉛とタングステンの粉末があります。

 重量管理されていないヘッドを市販品として組立て販売するメーカーの怠慢ともいえます。

 ★ネック内にウェイトを入れるのはクラブの基本性能を台無しにする調整方法です。

 ★三浦技研のホームページでも指摘されております。

 


粗悪な調整
その2 アイアンのライ角・ロフト角調整
プロの常識

プロの場合は角度調整する機材と調整後の確認を取る為の機材、2台の機材を使用しています。

なぜ2台使用しているかですが、現在において正しい数値を出す調整機材がないという事があげられます。

調整機材にも目盛りがついており調整数値は出ますが、あくまでも目安として採用しているのが実情です。

現在大半の工房で使用されている機材は調整と測定を兼ねたものが多くを占めています。

このタイプの機材はソールを基準にしてシャフト側面で数値を読み取りをするため

ソール形状が、水平でない限り正しい数値を示しません、シャフト側面での数値読み取りにおいては

計測部分にシャフトのステップあるなしに関わらず数値を読んでしまうため、目安にしかなりません。

プロの場合、ヘッドをしっかりと挟み込む調整機材で調整のみの用途だけとして使用

スコアラインを基準としてシャフトセンターの数値を読む測定器の数値を決定数値としております。

 
             アマの非常識

右図のような調整と測定を兼用した機材を持つ工房での調整が一般化しています。

現在大半のアイアンはラウンド(曲線)ソールを持っているのにソールを基準としており

計測ポイントにおけるシャフトの太さの違いやステップがあるなしにも関わらず

シャフト側面にて数値を読むのが当然のように他メーカー製機材にも見受けられます。

このような機材での調整は、やらないよりマシですが絶対的信用は置かないことが懸命です。
 
ロフト・ライ角調整機
その3 リシャフトにおけるシャフト装着方向
プロの常識

トーナメント観戦にいかれた方などでプロの道具をよく見ている方は目にされた事があるかも知れませんが

プロのアイアンに刺さっているシャフトのロゴが色々な方向に向いてシャフト装着されています。

シャフトの製造方法は1枚の板状の物を接着や溶接をしてパイプの形にしています。

現在ほどの高い製造技術をもってしても肉厚の不均等は避けられないとシャフトメーカーも言います。

この接着・溶接部分や肉厚の厚い部分などがシャフトにおける他の部分より硬い場所となります。

この硬い部分をスパインというのですが、プロのアイアンセットを組み立てる際、このスパインの部分を

センターフレックス計で探しアイアンの全番手に対して特性を吟味しながら一定方向に取り付けしております。

このスパインの方向が必ずしもシャフトのロゴプリントと一致しないためプロの装着されている

シャフトに対してロゴが正面や真裏の規則的な方向に向かずに色々な方向に向いているのです。
アマの非常識

 ある昔にシャフトのプリントロゴは真裏が良いなどと根拠のない噂が出たこともありました。

 リシャフトされないゴルファーの中ではスパインという言葉さえ知らされておらず

 工房のスタッフにおいては言葉は知っていても調整方法を知らない方が大半です。

 @試打用クラブが気に入り同じクラブを購入したが、そのクラブは試打クラブと全く違う感覚だった

 Aウッド3本セットを同じスペックのものにしたが、打ちやすいものと打ちにくいものに分かれる

 上記の@Aについて、大半はスパインの向きが異なっているのが原因となっております。

 市販品はスパインを測定してシャフト装着されておりませんしメーカー特注品も同等です。

 
最後に
 
市販品は、調整されていても、それはあくまでカタログに対するバランス数値合わせですし

ちまたの工房で行われているリシャフトも、単なるバランス数値合わせです。

数字上だけ合わせる為にクラブ本来のもつ性能を低下させる調整を施しているのが現状です。

人は、それぞれ手の大きさや指先から地面までの距離は異なります。

自分に合わせたクラブの正しい調整、スイングが正しいときは全番手が同じ球筋になる調整をすることです。

技術を持たないアマチュアゴルファーが真っ直ぐ飛ばない未調整クラブを持ち努力をする。

技術を持つプロが真っ直ぐに飛ぶ調整済みクラブを持ち努力する、本当に矛盾していると私は思います。

結果が出なければクラブを買い換える、私自身も経験したことです。

アニカソレンスタム選手がメジャー大会だけ昔のX-14アイアンを使用するのか理由が納得できます。

正しい調整をしていれば新旧関係なくクラブは名刀になるということです。

もっと早く正しい調整を知っていれば遠回りなく上達していたと、いつも思います。



 
                   
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